遊びの中で子どもは自ら育つ ~ 余白 から産み出される豊かさ~

お知らせ

【 遊びの中で 子どもは自ら育つ ~余白 から 産み出される豊かさ~ 】

今日は何をしようかな~。常連さんの小1の女の子。
朝から来ると、、、

木工で木を切り出して、、、、
その子が創ったのは

椅子星(か、か、かわいい!!!!)

それを前の週に創った基地を
移動して創った葉っぱと木できた自分の基地の中において、、、、
お母さんや妹ちゃんとお昼ご飯を食べていました。

そして、午後からはその椅子に
色を塗って、、、、

そして、かわいいマスコット?
(ハムスターだって!)まで創っていた。

朝から4~5時間。ゆっくりとじっくりと、
自分の想像したものを形にして、味わっていく。

とーーーーーーーっても
すごくて、豊かだなあと思いました。

プレイパークを始めて10年、
始めたころより、短い時間の滞在の子や親子さんが多いなと
感じています。
先日の朝日新聞には、未就学児の教育費は9年前のなんと倍!になったと記事がありました。
早期教育、、、、という言葉ももはや 古い?くらい
教育するのが当たり前になっているのかもしれない。

でも、でも、
子どもたちは、遊びたい、し、遊べる。。
それは、おうちの中でも、だろうけれど、
お外では特に、きっかけと仲間がいたら(その子にもよるけど)
本当にいくらでも遊べて、そして、その遊びの動きの中で
自身に必要な力を発達させていく、自身で育っていくのです。

椅子をつくった子の想像力、からの創造、
集中力もすごいし、根気もある。力もつく。のこぎりを使う力やとんかちで釘を打つ力も。
(端材切るのって、大人でもなかなか大変です!
それを自分が思った通りのこんな形と長さにってできるってほんとすごい!)し
そして、色を選んで絵を描いて自然の中におく、その美的センスも、

それは全部、彼女が
【やりたい!こうしたい!】から産み出されて、いて。

のーんびり、じーっくり、こうかな~とか、
こうしたいな~って。そして、満足していて。

能力がつくから遊びがいい!なんて陳腐なことは言いたくないし、
失敗しちゃうことも、できなかったこともあって、
この1日みたいな日があって。
完成すること、形になることだけがいいと言いたいわけではなくて。

自分からうまれでるには、
「こうしたいな~」「こうしようかな~」には
余白、があるのが本当に大切で。
いろいろな そだつ につながってるなあって、

豊かだな、と感じた一コマ。

特に未就学児~小学生には、
こんな時間過ごしてほしいなと思ってプレイパークをしています。

人生は長いから!!!なにか、意味あるとわかりやすいこと、
させなくても、しなくても、こんなに豊かに産み出される。
遊びの中で
ちゃーーんと自らに必要なことを発達させ育っていきます。

そして、お日様、風、雨、木、土、水、火、葉っぱ、実、、、
お外というのは、その子どもの遊びたい、
にたくさんの自然な刺激を与えてくれる。

この子どもに余白の時間と
育まれる目にみえないけど、確かにあるもの。

そして、そんな中で「~なことしたい!」がうまれ、
挑戦となるような場づくりを 改めて大切にしたいな、と
思った1日でした。

ちなみに、わたしはとなりで、
久々に来てくれた小学生2人とおしゃべり楽しみながら、
作りたかった どんぐり コロコロを作れましたー!
のこぎりで切るのは、あまり得意じゃないので、本当に
本当に大変でした!けど、小学生女子とのおしゃべりは楽しく、
つくりたい、と
思っていたもの作れたのも、嬉しかったー!!!わたしは、
おむすびの「あそぶ」中で「むすぶ」を感じられる時がとっても好き。

すてきな時間をみせてくれ感じさせてくれ
いつもありがとう。!

スタッフ ともみ

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